出産は、可愛い我が子とようやく会えるとても幸せな時間です。
その幸せを出産報告はがきで伝えるにはどうしたらよいのかと悩む人も多いでしょう。
そこで、送る相手にも喜んでもらうための豆知識をデザインも含めて、おすすめの文例と共に紹介します。
赤ちゃんが家族の一員になるのはとても幸せなことです。
かつては丁寧に作ったはがきで、その喜びを報告することが当然のように行われていました。
しかし、インターネットの普及により、職場や友人にはメールでの報告、近い親戚には早く連絡するために電話での報告で済ませることが多くなっています。
加えて妊娠、出産に対してデリケートな感情を持つ方への配慮で、あえて送らないケースも多く、出産報告はがきを送る人の割合は少なくなっています。
ただし、年賀状や暑中見舞い、寒中見舞いで報告する割合は増えており、はがきを使った報告がなくなった訳ではありません。
出産報告だけを行うか、それとも季節の挨拶の近況報告として行うかの選択肢が増えたと考える方が自然です。
また、親戚や友人に電話やメールで報告した後、改めて出産報告はがきを送る場合もあります。
インターネットや携帯電話などで合理的な連絡手段が当たり前だからこそ、心のこもった出産報告はがきは、受け取った人の印象に残るといえるでしょう。
出産報告はがきは、送った方がよいという意見と送らな方がよいという意見に分かれることが多いようです。
その中で送ることを決めた人は、なぜ送るのでしょうか。
一番の目的は、人生のデビューを飾った我が子のお披露目です。
妊娠や出産がデリケートな問題だとはいえ、配慮のある伝え方さえできれば我が子のお披露目に気を遣いすぎる必要はありません。
もうひとつの目的は、お世話になった人への感謝の気持ちを伝えることです。
妊娠と出産は周りの人々の協力が欠かせません。
妊娠前に当たり前にできていた家事や買い物、その他の作業など、できなくなることが多くなります。
その部分を手伝ってもらったり助けられたりして、出産の日を迎えることになります。
まるで我が子や孫が生まれるかのように心配したり、誕生を心待ちにしている親戚や友人もいるでしょう。
年賀状や暑中見舞いの近況報告と違い、出産報告が目的なので、妊娠、出産にともなう感謝も伝わりやすいものになるといえます。
出産報告はがきを送ると決めたら、誰に送るかを決め、送り先リストを作っておきましょう。
出産後はすぐに赤ちゃんの世話が始まって忙しくなるので、リストは出産前に作成しておくと楽です。
リストを作成する際、パソコンがない場合は少々手間がかかりますが、手帳やアドレス帳に手書きで作成することになります。
パソコンに表計算ソフトがインストールされている場合は、便利な住所録テンプレートを利用して作成するとよいでしょう。
入力する際は、名前、フリガナ、郵便番号、住所などをそれぞれをセルに分けて、CSVという形式で保存しておくと、筆ぐるめでの年賀状印刷や宛て名印刷で使用できます。
年賀状のレイアウトや印刷をいつも自宅でしているなら、筆ぐるめの住所録で送り先リストを作ると年賀状にも使えるので、便利です。
また、年賀状用のリストの中に出産報告はがきを送る人が入っていれば、新たに入力する手間が省けます。
筆ぐるめには、送受信記録を残せるものもあるので、さらに便利に使えます。
いざ、出産報告はがきを書くとなると、どう書けば気持ちが伝わるのか悩むでしょう。
そこで目上の親戚と親しい友人へ送るための文例を紹介します。
まず、目上の親戚への出産報告はがきです。
「令和〇〇年〇月〇日、我が家に男の子が誕生しました。名前は〇〇です。
妊娠中はいろいろと助けていただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで無事出産できました。
まだまだ未熟な私たちですが、協力し合い頑張ってまいります。
落ち着きましたら改めてご挨拶に伺います。
これからも親子共々よろしくお願いいたします。」
親しい友人への文例はフレンドリーな文章が好まれます。
「〇月〇日、無事出産しました。
元気な男の子で、〇〇と名付けました。
妊娠中は、いろいろと助けてくれてありがとう。
○○の励ましに不安が一気に解消されていったよ。
新米ママでまだまだ未熟だけど、先輩ママの〇〇を見習って頑張ります。
これからもよろしくお願いします。」
このように送る相手によって文章を変えると、感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
待ちに待った可愛い我が子の誕生ですから、他の人々にも出産報告はがきで心から喜びを分かち合ってもらいたいものです。
ただ、相手の気持ちを考えて作成しないと、それが難しくなります。
まず、送る相手に合わせて文章を変え、できれば出産報告はがきも送る相手に合わせて使用する写真やイラスト、レイアウトを変え、一緒に思い出を作っていけるような演出をすることもひとつの方法です。
たとえば、送る相手の好きなものの写真をレイアウトの一部に使用したり、思い出の品を思わせる写真やイラストをワンポイントに使用してもよいでしょう。
出産直後は特にテンションが高くなりやすく、つい親バカぶりを発揮してしまいがちです。
しかし、出産報告はがきではそれをグッと堪えて、送る相手のことを考えてレイアウトすることが、我が子が誕生した喜びの共有といえます。
また、本当に喜んでくれる相手に絞って送れば、幸せな気持ちは伝わるものなので、出産報告はがきは楽しみながら、相手と我が子を思いながら作ることが一番のおすそ分けになるといえるでしょう。
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