皆さんは年賀状を作成される際、どういった方法で作成されますか?
手書きで描く、年賀状ソフトを使って印刷する、パソコンを使って自分でオリジナルデザインを作って印刷するなど、人によって方法は様々だと思います。
その中で、「ネットにあった画像を使う」という方は気をつけて下さい!
あなたが作った年賀状デザインが、もしかしたら著作権違反に当てはまってしまうものかもしれません。
今回は、年賀状のデザインを作る際に気をつけておきたい著作権についてご紹介したいと思います。
著作権(ちょさくけん、英語:copyright、コピーライト)とは、言語、音楽、絵画、建築、図形、映画、コンピュータプログラムなどの表現形式によって自らの思想・感情を創作的に表現した著作物を排他的に支配する、財産的な権利である。著作権は特許権や商標権にならぶ知的財産権の一つとして位置づけられている。
引用:ウィキペディア「著作権」
また著作物を利用する場合は、著作権者に利用許諾の許可を得なければいけません。
以上のことから、ネットにあがっていたものを許可なく使った場合、著作権の侵害となってしまい、訴えられた場合、著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが科せられる場合があります。
「ネットにあがっている=勝手に使っても大丈夫」というわけではないため、ネット上にある画像や素材を使う場合には、いくつか気をつけておくべきポイントがあります。
様々なサイトを見ているとよく目にする「利用規約」。
細かい文字で長文であるため流し読みしてしまいがちですが、書いている内容はとても重要です。
この利用規約をちゃんと読んで、年賀状への個人使用が問題ないかを確認することをお忘れなく。
無料サイトやフリーサイトにある画像や素材は、個人が使う分としては違反になりません。
よって、そういったサイトにある画像や素材を使って年賀状を作っていくと良いかもしれません。
※無料サイトやフリーサイトの画像や素材を使ったものを販売する行為は違反となります。
この2つのポイントに気をつけて、画像や素材を使うようにしましょう。
いかがだったでしょうか。
年賀状に限らず、ネットにあるものを無断使用・転載することによる著作権問題は近年多発しています。
どういった用途に用いるのか、どういった場合だと違反になってしまうのか、サイトや利用規約をよく読んで、使うべきか否かを判断して、良い年賀状デザインを作成してください。
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