毎年年末が近くなると、「そろそろ年賀状を書かないと!」と思い始める人も多いかと思います。
しかし、そもそも年賀状は何のために出すのでしょうか?
今回は、年賀状を出す大きな意味についてご紹介しようと思います!
昔から日本では、新しい年を迎える際に、お世話になった方や親しい方に挨拶をして回る習慣がありました。
しかし、遠方に住んでいるなど、何らかの理由で直接の挨拶が難しい場合、代わりに書面で挨拶をすることがあり、これが年賀状の始まりと言われています。
今では、直接挨拶をしに行くことができる人に対しても、年賀状を送ることがあります。
さらに言えば、新年の挨拶をメールやSNSなどで行う人も増えてきています。
もちろんメールやSNSにもメリットはありますが、それでも年賀状の文化がまだ残っていることから、「年賀状を出す」という行為には、特別な意味が込められているのではないでしょうか。
年賀状を出す相手は、大きく2つに分けられるのではないでしょうか。
○お世話になっている、身近な方へ
このような相手に年賀状を書く際は、その人と自分との1年間を振り返ることになります。
「こんなこと一緒にしたな」や、「こんな風にお世話になったな」など、身近だからこそ直接は伝えにくい感謝の想いを、こんなにも堂々と表現できる機会は又とないはずです。
○しばらく会っていない、ご無沙汰している方へ
年に1度年賀状のやり取りをしているだけだから・・・と、ご無沙汰している方への年賀状をやめてしまう人もいると思います。
しかし、そんな相手だからこそ、年賀状を出す意味があるのです。
年賀状を用いて、ご無沙汰にしている方にも、自然に近況を伝え、付き合いを続けていくことができるのです。
どちらに対しても年賀状を出すことは、その相手を想う時間をつくる、というとても大切な意味を持ちます。
前述の通り、新年の挨拶をメールやSNSなどでする方も増えています。
お金も手間もかからない、保存しやすいなど、メールで送ることのメリットはもちろんあります。
一方、年賀状には、ソフトや雑誌はもちろんのこと、インターネットからも膨大なデザインを選ぶことができ、写真を挿入して印刷するだけで、とても簡単にオリジナル年賀状を作成することが可能です。
また、年賀状で1番大切なことは、「相手への想い」です。
送られてきた年賀状に、想いのこもった手書きのメッセージがあると、なんだか嬉しくなりますよね。
たとえあまり上手く書けなくても、一生懸命相手を想い、一言手書きの文を添えてみてください。
皆さん、いかがだったでしょうか。
年賀状を出すことは1年に1回、相手を想う時間をつくる貴重な機会です。
自分にとって大切な人に喜んでもらえるように、自分らしい想いを込めた年賀状を作ってみてください。
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