仲が良かったり普段会えない友達、お世話になった恩師など人によって出す相手は様々だと思います。
その中で、会社の取引先である企業に年賀状を送られる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ビジネス相手ということで、内容はもちろんですが宛て名の書き方にも気をつけなければいけませんよね。
今回は、企業に年賀状を出す際に気をつけておきたいことをご紹介したいと思います。
まずは、基本をご紹介します。
・宛て名を黒字で書く
まず滅多にないケースだと思いますが、赤字で書くということは大変失礼にあたるため、黒字で書くようにしましょう。
・名前や企業名を省略しない
どれだけ長くなってしまっても正式名称で省略せずに書くようにしましょう。
・修正テープや修正ペンを使わない
相手によっては気にしない人もいらっしゃいますが、間違えた場合は新しい年賀状に書き直しましょう。
・二重線を引いて書き直さない
年賀状は書類とは違います。間違っても二重線を引かずに、新しい年賀状に書き直しましょう。
では、基本を踏まえた上で企業宛の年賀状の書き方をご紹介します。
役職は名前の上に書くことが基本とされています。
また、敬称の文字数によっても書き方が変わっていきます。
・敬称が3文字以内(「課長」や「部長」など):名前の上に1行
・敬称が4文字(「営業部長」や「総務部長」など):名前の上に2行
・敬称が5文字以上(「○○○部第一グループ長」など):部署名の下
※「代表取締役社長」の場合は、「代表取締役」を1行目、「社長」を2行目に書くようにします。(「社長」は、1行目の上下合わせるようにしましょう。)
人ではなく、企業や部署に宛てて書く場合は「御中」を使いましょう。
企業名だけで1行でおさまる場合は、年賀状の中心に見やすく書くようにします。
企業名+部署名で2行になる場合は、企業名を1行目に大きめに書き、部署名と御社は2行目に一回り小さいぐらいの大きさで書くとバランスがよいです。
企業ではなく、ご自宅の方に送る場合は役職をつけないようにしましょう。
代わりに「様」を名前の下に付けるようにすると良いとされています。
いかがだったでしょうか。
役職名の文字数によって書き方が微妙に違ってくるため、送り相手の役職名を再度確認すると良いかもしれません。
また、企業に送るかご自宅に送るかでも書き方が違うため、そちらの使い分けにも十分注意して年賀状を送ってください。
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