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暑中見舞いの書き方!喜ばれる・印象に残るコツとは?

受取る機会が少ない暑中見舞いですが、他の人が書かないからこそ印象に残りやすいものだともいえます。

難しく考える必要はありません。

この機会に書き方のコツを掴んで、送る相手の笑顔を思い浮かべながら暑中見舞いを書いてみませんか。

意外と知らない暑中見舞いの起源とは?

暑中見舞いの書き方!喜ばれる・印象に残るコツとは?

暑中見舞いの起源は諸説あります。

その1つが江戸時代以前、1年を上半期と下半期に区切り、節目のお盆と正月に身分の低い者が身分の高い者へ健康を気遣い、感謝する気持ちを伝えるために贈答品を持って、挨拶回りをしていた習慣を起源とするものです。

身分制度が厳しかった時代だからこそ大事にされた習慣だったといえます。

もう1つがお盆の帰省時にご先祖様へのお供え物を持参する際、親戚やお世話になった人へも贈り物を持参し挨拶回りをするようになったことを起源とする説です。

ただし、遠方への挨拶回りは難しく、身分の高い者は贈り物や手紙を飛脚で届けていました。

しかし、明治時代に日本でハガキが郵便配達されるようになり、遠方以外にもハガキを送ることが広まりました。

その結果、挨拶回りの習慣が簡略化されて手紙は明治39年に年賀状、大正時代に暑中見舞いへ、贈り物はお中元に変化していきました。

暑中見舞いは誰に出すの?なぜ出すの?

暑中見舞いの書き方!喜ばれる・印象に残るコツとは?

暑中見舞いは、通常、お世話になっている人や知人、友人、親戚などに出しますが、基本的に誰に送っても大丈夫です。

例えば、疎遠になったけど、どうしているか気になる人がいて、連絡先は知っていても連絡を取るきっかけが掴めないということはないでしょうか。

そんな時には暑中見舞いを送ってみてはいかがでしょう。

もしかしたら再び連絡を取り合うきっかけになるかもしれません。

そうなると、むしろいつでも顔を合わせられる人以上に送った方が良い相手ともいえます。

また、喪中だと年賀状は出せませんが、暑中見舞いなら問題ありません。

そもそも暑中見舞いは、1年で一番暑い、梅雨明けから立秋までの間に、お世話になった相手を気遣う気持ちを込めて送るものです。

相手を思う気持ちさえあれば、誰に送っても良いのです。

喪中のために年賀状をだせなかった人に出しても喜ばれるでしょう。

「最も暑い今、あの人はどうしているのだろう」と思える人がいたら、その人が暑中見舞いを出す相手だといえます。

相手に喜ばれる暑中見舞いの書き方!

暑中見舞いは、暑い季節に相手を気遣い、自分の近況を伝える季節の挨拶ハガキです。

年賀状ほど改まる必要はありませんが、喜ばれるものにするには、4つの要素の基本をきちんと押さえることも重要です。

各要素は決まった型に当てはめることで、見やすい暑中見舞いになります。

最初に見舞いの挨拶は、本文や他の文字より大きめに書きます。

文言はほぼ定型のものになります。

続いて本文では、相手を気遣う言葉を、また疎遠になっていた場合は、さらに無沙汰を詫びる言葉を添えます。

その後近況報告を書きますが、相手に関係のない興味を引きそうにない近況を一方的に書くことは避けた方が良いでしょう。

本文の最後は相手の健康を祈る結びの挨拶で締めくくります。

そして縦書きの場合、日付部分に日付は書かず年号を漢数字で書き、差出人を書けば完成です。

定型文のみでは味気ない暑中見舞いになってしまうので、本文も気遣いや最低限のマナーを守りつつ、相手との関係性でしか書けない内容を書くと喜ばれるものになります。

また、そういった共通の話題を書くことで、相手も返事を書きやすくなります。

印象に残るような暑中見舞いの書き方!

印象に残るか残らないかは、送る相手の興味に左右されるようです。

ですから、ハガキのデザインや写真を選ぶ際には、自分の好みより相手の好みや状況を優先させると良いでしょう。

爽やかな風景などの涼感のある写真やイラストは季節的に共感を得られやすく、印象にも残りやすいといえます。

また、疎遠になった相手への暑中見舞いには、懐かしい共通の話題やイラスト、写真を使用すると印象に残りやすいでしょう。

また、デザインだけでなく、文章でも、定型文や興味のないことを書くより、送る相手の興味があることや気になっていることなどを交えると印象に残るようです。

写真やイラストとリンクする内容にするとさらに効果的ですね。

また、ほとんどの工程をパソコンで作りプリントしても、最期に手書きで一言加えるだけでも印象は変わるものです。

送る相手に笑顔で読んでもらえるように一生懸命書いたものが印象に残る暑中見舞いになるのです。

暑中見舞いを書いて挨拶しよう!

暑中見舞いの書き方をご紹介します。

まず、1つ目がお見舞いのあいさつです。

「暑中お見舞い申し上げます」と書くのが一般的です。

最後に読点「。」

は付けません。

次に2つ目が本文です。

時候の挨拶から入り、自分の近況報告をして相手を気遣う結びの挨拶で締めくくります。

久しぶりに連絡する同窓生への暑中見舞いの例文を紹介します。

「今年もジリジリと照りつける太陽の熱であっという間に日焼けしそうな日々が続いています。

長らくのご無沙汰、お許しください。

そちらも暑いと聞いていますが、いかがお過ごしですか。

先日早めの夏休みを取って帰郷しました。

校庭の、あの梅の木が少し大きくなっていました。

写真がその梅の木です。」

続いて3つ目が結びの挨拶です。

「体調管理が難しい季節ですが、夏バテなどしないようお祈りします。」

そして、日付部分は、「令和〇〇年盛夏」というように年号と季節だけを書きます。

例文は同窓生を想定したため、フレンドリーな書き方をしましたが、目上の人に書く場合は、もっと丁寧な書き方が望ましいです。