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はがきの書き方・マナー

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いつまでに出すのが正解?残暑見舞いの決まりとは

残暑見舞いとは、夏の暑い時期に知人やお世話になっている取引先の方たちへ出す、相手の健康への気遣いと挨拶を兼ねた挨拶状です。

残暑見舞いを出すことは、社交辞令のような捉え方をされていますが、残暑見舞いには決まりごともあります。

そのため、残暑見舞いを出す時期や出すときのマナー、そして何を書くのかについて、しっかりと予習してから出す必要があります。

ここでは、残暑見舞いを送る時期や送る際のマナー、文例について紹介します。

いつまでに出せば良い?残暑見舞いを出す期間とは

いつまでに出すのが正解?残暑見舞いの決まりとは

残暑見舞いを出す期間は、立秋(8月上旬)から9月の上旬くらいまでといわれています。

2023年の立秋は8月8日なので、その日以降が残暑見舞いを出す時期となります。

また、9月上旬くらいまでに出すものとされていますが、一般的には8月以内に出した方がよいでしょう。

残暑見舞いとは、夏の厳しい暑さによって体調に悪影響がないか、相手の体を気遣うと共に自らの近況を報告するはがきです。

立秋を過ぎても夏の暑さはまだまだ続きます。

読んで字のごとく、残暑見舞いは暑さが残る時期にお見舞いを出すという意味合いがあります。

また、残暑見舞いでは、日頃からお世話になっている会社の上司や取引先など、送る人によって文を工夫することも必要です。

残暑見舞いを出すことを礼儀と考える人も少なくないので、きちんとした期間にそれ相応の文面で出すことが大事です。

暑中見舞いと残暑見舞い… 何が違うの?

いつまでに出すのが正解?残暑見舞いの決まりとは

暑中見舞いと残暑見舞いは何が違うのでしょうか。

ここでは、この二つの違いについて説明していきます。

まず、大きな違いとして、出す時期が違います。

暑中見舞いは小暑から立秋までに出します。

【2023年】だと、小暑が 7月7日 で立秋が 8月8日 ですので、その期間に出すものが暑中見舞いとなります。

さらに、立秋以降は残暑見舞いとして出すことがマナーなので、覚えておくようにしましょう。

暑中見舞いも、夏の厳しい暑さの中、相手の体調を気遣ったり、自身の健康や近況などを報告したりするなどのはがきといえます。

したがって、残暑見舞いと意味はさほど変わりません。

ただし、暑中見舞いと残暑見舞いでは、文章の書き方が多少異なるため注意が必要です。

また、暑中見舞いを頂いて、返礼をする場合に立秋が過ぎるのであれば、残暑見舞いに様式を切り替えるのがよいでしょう。

残暑見舞いの書き方とは

残暑見舞いの基本的な構成は、

(1)残暑見舞いの挨拶となる言葉

(2)相手の安否を確認

(3)書き手(自分自身)の近況報告

(4)相手の体調を気づかう言葉

(5)日付

という5つの構成です。

残暑見舞いには縦書き、横書きの決まりはありません。

また、相手が喪中でも出してよいのですが、絵柄や文章には失礼のないように注意する必要があります。

以下に残暑見舞いの例文を二つご紹介します。

1:「残暑お見舞い申し上げます。

立秋とはいえ日中の暑さは真夏と変わりませんが、皆様方にはお障りございませんか。

残暑も厳しいようですので、どうかご自愛のうえお過ごしください。」

2:「残暑お見舞い申し上げます。

歴の上では秋ですが、厳しい残暑が続いております。

お元気でお過ごしですか。

そろそろ夏のおつかれが出る時節と存じます。

何卒お身体にご留意くださいませ。」

そして、文末に日付を記載します。

目上の方に送る残暑見舞い!マナーと例文

残暑見舞いを出すうえで、知っておく必要があるマナーがあります。

それは、目上の方に残暑見舞いを出す際には、「見舞う」という表記を使わないという決まりごとです。

なぜならば、見舞うとは、目下または対等な関係の人に使う言葉であり、目上の人に使う言葉としてふさわしくないからです。

目上の方に残暑見舞いを送る際は、「残暑お伺い申し上げます。」

と書きます。

以下に例文を紹介します。

「残暑お伺い申し上げます。

このところ猛暑が続いておりますが、お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます。

わが家は、これから両親共ども【旅行先地名】を巡り、森林浴と温泉を楽しんでくる予定です。

束の間の親孝行ですが、リフレッシュして帰ってきましたら、今まで以上に仕事に邁進する所存です。

この暑さもまだ続く気配、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。」

残暑見舞いは「8月中」に送ろう!

残暑見舞いは立秋以降から8月中に送ることがマナーです。

日頃お世話になっている知人や、取引先の方へ感謝の気持ちを込めて残暑見舞いを出してみてはいかがでしょうか。

また、夏は仕事にプライベートに忙しい時期でもあるので、そのような時は、「筆ぐるめ」を活用して残暑見舞いを作成しましょう。

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そのほかに、慣習に沿ったお見舞い状などは、毎年作成が必要になるものなので、時短を図る意味でも「筆ぐるめ」を利用することは仕事術のひとつといえます。

残暑見舞いは日頃の感謝の気持ちを込めて出しましょう。

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