皆さんは今までに、「喪中はがきを送った相手からお供えをいただいた」という経験はありますか?
喪中はがきを送ること・送った相手からお供えをいただくというのは、人生においてあまり経験しないことです。
しかし、あまり経験しないからといって、いざそうなった場合に悩んで困ってしまい、結果的に相応しくないお返しをしてしまっては、後々の関係に響いてしまう可能性もあります。
そんなことがないように、今回は喪中はがきを送った方から、もしお供えをいただいた場合はどのようにお返しをしたら良いのかについてご紹介したいと思います。
先方に喪中はがきを送った後にいただくお供えとして多く挙げられるのは、お線香やお菓子です。
宗教によってはお線香以外のものとして、和菓子・お花・お茶などをお供えとして送られるケースもあります。
こういったお供えに対しては、現金でもらった場合と同じようにお返しした方が丁寧とされています。
お返しの品の値段は、いただいたお供えの品の半額~3割程の値段である品が適しているとされています。
「申し訳ないから」といただいたお供えの品の半額以上となると、相手にかえって気を遣わせてしまうため避けましょう。
お返しの品は、「仏事は残さない」という考えから、お茶やお菓子など日常で使える消耗品を選ぶと良いとされています。
お返しの品を購入後、その品物には「志」と書かれた熨斗(のし)をつけて先方に渡すようにしましょう。
「筆ぐるめ」には熨斗のレイアウトが複数搭載されています。
お返しの品を渡す時は、直接渡しに行くことが最も良いですが、直接渡しに行けない場合はお礼状を添えると良いとされています。
また、いただいたお供えの品の金額によっては、半返し(いただいたお供えの品の半額ほどの品物をお返しすること)することが難しいケースもあります。
その場合は、相手に負担を与えてしまうこともあるため、半返しが難しい場合はお礼状のみでもよいでしょう。
いかがだったでしょうか。
お返しは、「どれぐらいの金額の品物が適しているのか」「お返しする品物に何かしなければいけないか」など、普段あまり気にしないような部分にも、よく注意しなければいけません。
要点をきちんと押さえて、相手に感謝の気持ちが伝わるようなお返しを心掛けるようにしましょう。
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